一介の開発者の戯言


ONKYO TA2C-A41R3を手に入れました。
1.6GHzデュアルコアのRK3066搭載10.1インチで解像度は1280×800です。
液晶の視野角はIPS並みに広いです。

Tapnowマーケットは入っていますがgoogle play未対応で不便なので自分で入れることになります。

ダウンロードしてきたcom.android.vending-4.1.6.apkをインストールしましたがアップデートの通知をした直後に強制終了してしまいます。
色々試したけどダメだったので/system/app/にコピーしてシステムアプリにしてみることにしました。
端末で操作するのは面倒なのでまず自作のAdbDriverMakerを使ってadbのドライバをインストールしました。
しかしadb devicesを打っても見つかりません。
どうもベンダーIDが2207の端末はC:\Users\[ユーザー名]\.android\adb_usb.iniに0x2207を追加してあげなければいけないようです。

# ANDROID 3RD PARTY USB VENDOR ID LIST -- DO NOT EDIT.
# USE 'android update adb' TO GENERATE.
# 1 USB VENDOR ID PER LINE.
0x2207

追加して接続しなおすとちゃんと見つかりました

adb devices
List of devices attached
0123456789ABCDEF device

たぶん最初からshellがrootで動くようなので

adb push com.android.vending-4.1.6.apk /mnt/sdcard/com.android.vending-4.1.6.apk
adb shell
mount -o remount,rw /system/
dd if=/mnt/sdcard/com.android.vending-4.1.6.apk of=/system/app/com.android.vending-4.1.6.apk
chmod 644 /system/app/com.android.vending-4.1.6.apk
reboot

こんな感じで/system/app/にコピーして再起動したらgoogle playがちゃんと動くようになりました。
フォントはちゃんと日本語フォントが入っていました。

初めて10インチクラスのタブレットを長時間いじりましたが重いですね。
重さは610グラムらしいです。
7インチのように手で持って使い続けるのはきついです。

しかし動作はきびきびと軽快に動きます。
ブラウザを使っていてもあまり遅いと感じません。

バッテリの残量表示の精度は低そうです。80%で充電を止めて13時間経ちます。そのうち1時間ぐらいは使いましたがまだ80%のままです。
再起動しても変わりません。

miniUSBから充電することも出来ますがパソコンからではアンペアが少ないのでWi-Fiをオフにしないとまともに充電出来ません。
Wi-Fiをオフにしたら1時間で4%ぐらい増えましたが最初はずっと横ばいで増えたのは後半20分ぐらいの間です。
付属のアダプタで充電するのが無難なようです。

楽天のONKYOダイレクトの方が安いですね。

コメント

コメント(1) “ONKYO TA2C-A41R3”

  1. MackF

    一介の開発者様(とお書きすれば良いでしょうか?)

    初めまして。困ってあちこち検索した結果こちらにたどり着きました。
    「TA2C-A41R3」にGoogle Play をインストールしたいのですが、どうやるのかさっぱりわかりません。
    (Linux系はほぼ未経験です。Androidも全くわかりません)

    ご紹介の
    「C:\Users\[ユーザー名]\.android\adb_usb.iniに0×2207を追加」はできたのですが、そこから先の方法がわかりません。
    PCと接続し、PC上でタブレットのほうに(/system/app/)Google Play のapkをコピーするということでしょうか?
    その際、「1. adb push …」から「6. reboot」までを、どこにどう記述するのかがわかっていません。

    よろしければご教授願えますでしょうか?