一介の開発者の戯言

最近手に入れたFT103ですが、画面が大きくてタッチパネルでの文字入力はあまり捗りません。
USBキーボードを接続したのですが配列が英語101キー配列になっているのでちょっと使いにくいです。

そこで、いろいろと調べて/system/usr/keylayout/と/system/usr/keychars/辺りをいじればいいのは判ったのですがなかなかうまくいかず、やっと何とか動くようになったのでEasyRootScriptで簡単に設定ファイルの変更が出来るようにしてみました。
Generic.klとVirtual.kcmを変更しているのでBluetoothキーボードなどでも動くと思います。

使えそうなアサイン名が足りなかったのでSysRqキーとBreakキーをそれぞれEXPLORERとSEARCHにアサインして余らせたSYSRQとBREAKを使ってバックスラッシュの2つのキー(シフトを押すと「|」と「_」が入力できるキー)をアサインしました。
故意にSysRqキーを押すとブラウザが立ち上がり、Breakキーを押すと検索が開始する副作用があります。
検索キーはエディターなどのアプリではフックしていて文字列検索が立ち上がる場合もあるようです。
ブラウザ上でBreakキーを押すとアドレスバーにフォーカスが移るのでそれはそれで便利です

keylayoutやkeycharsはハードウェアキー全般の設定がされているようなので他の機種ではそのまま使わずに書き換えるファイルを参考にする程度にしたほうが良いかもしれません。

EasyRootScriptBuild1010.zip

一緒にEasyRootScript自身も色々とアップデートしました。
Build1010更新内容
・EXECのパラメータのバグ修正
・条件分岐処理の大幅な変更
・WHILE/GOTO/OK/MENU/LOAD/SEARCH/REPLACE/BINCMP/BINCHG/SIZEコマンド追加

変数や関数が扱えるようになると便利になりそうですが今のところ実装は未定です。
そろそろダウンロードコマンドが欲しくなってきた気がします。

キーアサインのリクエストや苦情などコメント頂ければ有難いです。
FT103はViewSonic Smart Display VCD22のOEMです

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